こんにちは。
二天堂鍼灸院 元気のツボの寺元です。
- 太ももの外側がピリピリする
- ズボンのポケット辺りがしびれる
- 長時間立っていると悪化する
- 腰の施術を受けても変わらない
このような症状でお悩みではありませんか?
もしかするとその症状は、
「外側大腿皮神経痛(外側大腿皮神経障害)」
かもしれません。
今回は
- 外側大腿皮神経痛とは何か
- なぜ起こるのか
- 放っておくとどうなるのか
- 鍼灸でできること
についてなるべくわかりやすく解説していきます。
他にも、鍼灸の効果や適応症状についても
別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください!
外側大腿皮神経痛とは?

外側大腿皮神経痛とは、
太ももの外側の感覚を担当している神経が圧迫されて起こる症状
です。
医学的には
外側大腿皮神経障害(Meralgia Paresthetica)
とも呼ばれています。
特徴として
- ピリピリ
- ジンジン
- ビリビリ
- 焼けるような違和感
などの症状が現れます。
外側大腿皮神経はどこを通るの?
この神経は腰から出て、
骨盤の前側にある
上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)
という骨の近くを通り、
太ももの外側へ向かいます。
その途中で圧迫されると症状が出ます。
外側大腿皮神経痛の主な症状

太ももの外側がしびれる
最も多い症状です。
特に
- 股関節の横
- 太ももの外側
に出ます。
感覚が鈍くなる
触っても
- 感覚が鈍い
- 皮膚の違和感がある
という方もいます。
長時間の立ち仕事で悪化
- 立ちっぱなし
- 歩きすぎ
- 長時間の運転
で悪化しやすいです。
夜になると気になる
神経の症状は静かな環境になると感じやすくなります。
そのため夜間に症状を強く感じる方もいます。
原因は?

① ベルトや衣服の締め付け
割と多い原因です。
- ベルト
- コルセット
- ガードル
- 作業着
などで股関節前面の神経が圧迫されることがあります。
② 姿勢不良
骨盤が前に傾きすぎたり、
反り腰になると腰や股関節前面の神経に負担が掛かります。
③ 体重増加(肥満)
急激な体重増加によって
腰や股関節前面の神経が圧迫されるケースもあります。
④ 妊娠
妊娠中はお腹が大きくなって股関節前面と腰の負担が増えるため
発症しやすくなります。
⑤ 筋肉の緊張
特に股関節前面の筋肉である
- 腸腰筋
- 大腿筋膜張筋
- 縫工筋
などの緊張が大きく関係しています。
鍼灸でできること

当院では
大腿外側皮神経痛の方は
上部腰椎(L2周り)の緊張や股関節前面のどこの筋肉が強く緊張しているかを確認し、
神経の負担を掛けている原因を探していきます。
神経痛は鍼に電気を流すパルス鍼が効果的なので
適宜行っていきます。
余談ですが…
余談ですが、外側大腿皮神経痛は海外では
「ベルト症候群(Belt Syndrome)」と呼ばれているそうです。
実際に過去の研究では、警察官や軍人など重い装備品を腰に装着する職業の方に多くみられることが報告されていました。
なぜなら、外側大腿皮神経は骨盤の前側にある骨の近くを通っているため、ベルトや装備品による圧迫を受けやすいからです。
現代では、
- きついベルト
- コルセット
- ガードル
- 工具をぶら下げる作業用ベルト
- ハイウエストのズボン
などによって同じような状態が起こります。
「ただ服がきついだけ」と思っていても、長期間続くと神経に負担をかけてしまいます。
もし太ももの外側のしびれやピリピリ感がある場合は、
一度身につけているものを見直してみるのも良いかもしれません。
最後に
外側大腿皮神経痛は命に関わる症状ではないですが、
日常生活のストレスになり、病んでいく方が多い症状です。
「そのうち良くなるだろう」
と我慢しているうちに慢性化するケースもあります。
もし太ももの外側のしびれや違和感でお悩みなら、
一人で悩まずお気軽にご相談ください。
他にも、鍼灸の効果や適応症状についても
別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください!





