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  • 2024年10月4日

鍼灸治療はどのような時に受けるべきか、鍼灸の得意分野を詳しく解説!

こんにちは!富田林市の鍼灸院元気のツボの寺元です。皆さんは鍼灸治療を「どんな時に受ければいいか?」「鍼灸治療の得意分野ってなに?」など気になったことはございませんか?鍼灸治療は適応新患が多くあり、結局何に効くのかよく分かっていない方が多くいますので、ここでは色々な選択肢がある中で鍼灸治療はどのような時に受けるべきか、得意分野をお伝えします!

ちなみに鍼灸の効果や適応症状についても別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください!

鍼灸治療はどんな時に受ければいいのか?

鍼灸治療はお体のお悩みがあるときにぜひ受けてみてください!特に「痛み」「血流」「神経系」に対して効果的といわれています。先ほどもお伝えしたように、鍼灸治療には多くの適応疾患があります。WHO(世界保健機構)で認められている鍼灸適応疾患が43種類もあり、神経痛・リウマチ・頚肩腕症候群・頸椎捻挫後遺症・五十肩・腰痛 は、鍼灸の保険適応が認められています。

  1. 神経系疾患
    自律神経失調症、神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、頭痛、めまい、不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリー
  2. 運動器系疾患
    関節炎、リウマチ、頚肩腕症候群、頸椎捻挫後遺症、五十肩、腱鞘炎、腰痛、外傷の後遺症(骨折・捻挫・打撲・むちうち)
  3. 循環器系疾患
    心臓神経症、動脈硬化症、高血圧症・低血圧症、動悸、息切れ
  4. 呼吸器系疾患
    気管支炎、喘息、風邪および予防
  5. 消化器系疾患
    胃腸病(胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘)、胆嚢炎、肝機能障害、肝炎、胃十二指腸潰瘍、痔疾
  6. 代謝内分泌系疾患
    バセドウ病、糖尿病、痛風、脚気、貧血
  7. 生殖・泌尿器系疾患
    膀胱炎、尿道炎、性機能障害、尿閉、腎炎、前立腺肥大、陰萎
  8. 婦人科系疾患
    更年期障害、乳腺炎、白帯下、生理痛、月経不順、冷え性、血の道、不妊
  9. 耳鼻咽喉科系疾患
    中耳炎、耳鳴り、難聴、メニエル氏病、鼻出血、鼻炎、ちくのう、咽喉頭炎、へんとう炎
  10. 眼科系疾患
    眼精疲労、仮性近視、結膜炎、疲れ目、かすみ目、ものもらい
  11. 小児科疾患
    小児神経症(夜泣き、かんむし、夜驚、消化不良、偏食、食欲不振、不眠)、小児喘息、アレルギー性湿疹、耳下腺炎、夜尿症、虚弱体質の改善

しかし、これだけの疾患をすべて網羅している鍼灸院は中々ないです。もし施術を受けたいと考えている方は一度受けようとしている鍼灸院にご相談された方が確実です。

一般的な鍼灸治療の得意分野3選

その多くの適応疾患がある中で、多くの鍼灸院、鍼灸整骨院が診ている疾患を3つご紹介します!

1.運動器疾患(肩こり、腰痛、関節痛など)

運動器疾患は鍼灸の1番の得意分野です!硬くなった筋肉に鍼を刺し、コリを緩めることで痛みを軽減させることができます。他にも関節の腫れに対してお灸をすることで腫れを引かすことができるのも鍼灸の強みです!

2.神経系疾患(シビレ、マヒなど)

神経は筋肉に挟まれ、圧迫牽引されることで、シビレなどの感覚障害を引き起こすことがあります。その場合は鍼で深層の筋肉をほぐしたり、神経の出ている椎間孔に刺して、シビレを誘発させ、神経を活性化させます。その椎間孔に直接アプローチ出来るのも鍼だけの強みです!

3.循環器系疾患(冷え、高血圧など)

鍼を刺したところには傷がつき、血流が集まります。お灸も施灸したところには血流が集まります。この反応を利用して、循環障害を起こしている筋肉や動脈付近に施術を行うと血流が改善します。高血圧は首肩背中周りの筋肉がカチコチだと首と同じ走行上の血管が圧迫されます。それでも体は栄養を運ばないと死んでしまうので血圧を上げ、高血圧になります。つまり首肩背中の血管を圧迫している筋肉をほぐせば、高血圧が変わる可能性があります。

鍼灸治療は施術を受けた2.3日後が1番効果を発揮します。それは、破壊された細胞や痛みの物資を新陳代謝で処理するのにそれくらいかかるからです。

まとめ

最近では「肩こり専門」「腰痛専門」など一つの疾患に対してお体をみる鍼灸院がよくあります。しかし体というのは原因が一つだけでなく、複数の問題が絡み合って症状として出てきます。肩こりのお悩みが解決すると、腰痛もマシになったり、もしくは別の所に痛みなど症状が現れたりすることもあります。なので肩こり専門の治療院が肩こりを治して、別の症状が出た場合、「うちでは対応できないので別の所に行ってください」などとはまず言われないと思います。なぜならよくあることだからです。そこで継続して治療を受けていくと、不眠やお肌のトラブル、痔など、他の体のお困りごとにも変化が現れることがあります。そしてそれが積もり積もって鍼灸の適応疾患の多さに繋がっているのではないのかと思っています。話が長くなりましたが結論、鍼灸治療はお体のお悩みがあるときに受けるべきです!そのお悩みが長年のものでも、最近のものでもです!ついでに他のお体のお悩みも、もしかすると良くなる可能性があるかもしれません!

他にももっと詳しく鍼灸のことを知りたい場合は別記事でも紹介しております!

大阪で深鍼のできる鍼灸院をお探しでしたら元気のツボをぜひお試しください!

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