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  • 2024年7月15日

肩関節インピンジメント(野球肩、水泳肩)の鍼灸治療について詳しく解説!

こんにちは!富田林市の鍼灸院元気のツボの寺元です。皆さんは肩の前面、側面、後面での痛みでお困りではないでしょうか?肩関節インピンジメントは、肩甲骨と上腕骨の関節が狭くなり、周りの組織が炎症を起こすことで発生します。野球での投球、水泳でのストロークによる症状が多いので、「野球肩」「水泳肩」といわれていますが、他のスポーツや手を使う職業の方でも発生します。ここではその肩関節インピンジメントについて、当院の考え方、鍼灸治療の解説をしていきます。

他にも鍼灸の効果や適応症状についても別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひ読んでみてください!

一般的な肩関節インピンジメントの鍼灸治療

肩関節インピンジメントの鍼灸治療は局所治療です。炎症部位の患部に直接鍼を刺し、痛みと炎症を緩和させます。あとは肩背部にかけて疲労が溜まっていることが多いので、関連する筋肉を緩めていきます。使うツボとしては、「肩井」「天宗」「肩中兪」あたりを使い、肩、首の筋肉をほぐしていきます。

鍼灸治療以外の肩関節インピンジメントの治療

肩関節インピンジメントには鍼灸以外でも色々治療法があります。症状の程度や原因によって異なりますが、一般的な治療方法を紹介します。

ステロイド・麻酔注射

整形外科行ってくれます。ステロイドは炎症を下げ、麻酔は痛みを取ってくれます。即効性抜群ですが、症状が出るたびに何回も注射を受け続けると、筋肉、腱などが脆くなるリスクがあるので、長引く症状にはあまりおススメされません。

マッサージ・ストレッチ・理学療法

肩周りの筋肉をほぐしたり、伸ばしたり、トレーニングすることで症状を緩和させていく方法です。スポーツや手作業などでの正しいフォーム、使い方を矯正したり、痛みが出ない程度の肩や体幹のトレーニングが一般的です。

アイシング・テーピング

肩の使用を抑えていただくのが一番なのですが、それが難しい場合はアイシングやテーピングによって、肩の負担を軽減させます。これはマッサージなど、施術後の効果を長持ちさせたり、症状の戻りを抑えるのに役に立ちます。

肩関節インピンジメントで鍼灸治療を選ぶ基準とは?

肩関節インピンジメントの治療は、マッサージ、テーピング、ステロイド注射など色々あります。その中でも鍼灸治療は、炎症部位に直接アプローチでき、副作用などのデメリットがございません。むしろ鍼+マッサージ、テーピングなどをすることで相乗効果が生まれます!施術の質を上げることで、症状の治癒期間の短縮が見込めますのでおすすめです!

当院の肩関節インピンジメントの鍼灸治療

上の写真は当院の鍼灸治療の一部です。肩関節インピンジメントの鍼灸治療には、関節運動を担当する筋肉と痛みの発症部位に対するアプローチが欠かせません。しかし、分かっていても、中々良くならないのが肩関節インピンジメントです。治療方法は基本的なものですが、関節運動を担当する筋肉へのトリートメントを十分に行わないと中々改善しないので、どこに集中的にアプローチするか、見定めが必要になっていきます。

まとめ

今回は肩関節インピンジメントについて当院の考えをお伝えしました。もし病院でステロイド注射、マッサージ、でも効果が芳しくない場合は、鍼灸治療もアプローチの1つになります。肩関節インピンジメントの場合、状態が進行すると「首痛」「肩背部痛」など、広範囲に症状が広がる可能性もありますので、早期のケアが重要です!

他にももっと詳しく鍼灸のことを知りたい場合は別記事でも紹介しております!

大阪で深鍼のできる鍼灸院をお探しでしたら元気のツボをぜひお試しください!

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