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  • 2024年11月21日

鍼灸院、鍼灸師あるある言いたい

こんにちは!富田林市の鍼灸院元気のツボの寺元です。鍼灸師という仕事を続けていると同じようなシチュエーションや出来事が多々あります。しかしなかなか伝える場所もないので、息抜きの1つとして是非読んでみてください。鍼灸院のウラ話や鍼灸師の知られざる日常をご紹介します!

他にも鍼灸の効果や適応症状についても別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください!

鍼灸院、鍼灸師あるある8選

①知人に健康相談されるのはもはや宿命

久しぶりに親戚に声をかけられたと思ったら、話題は肩こりや腰痛の相談が流れるようにスタート。これは鍼灸師にとっては日常茶飯事です。友人や家族はもちろん、少し前に顔を合わせた程度の知人まで、なぜか健康の悩みを打ち明けてくる人もいます。中には、「このツボ押せば気の巡りがに良くなるんやろ?」とピンポイントな質問をしてくる人も。こうした瞬間、鍼灸師のスキルは“体を診る”だけでなく、“人間性を診る”能力も発揮され、コミュ力が試されます。

②鍼灸施術は男性の方が施術を怖がりがち

「鍼って痛くないですか?」鍼灸院でよく聞かれるこの質問。男女比でいえば特に“男性”からの声が多いです。女性は比較的「美容鍼」や「女性疾患」などに興味を持つ人が多いのに対し、男性はまず施術自体への恐怖心が強めです。「痛かったらやめてもいいですか?」なんて聞かれることもしばしば。施術が終わる頃には「意外と気持ち良いですね!」と笑顔になる方が多いのですが、最初のハードルが高いのも鍼灸あるあるの一つです。

③西洋医学との微妙な距離感

東洋医学と西洋医学。この2つは同じ「健康」を目指しているというのに、時に対立するような雰囲気になることがよくあります。「鍼って本当に効くの?」という疑念を抱く方もいれば、「薬よりも安全そう!」と信じてくれる人もいます。しかし鍼灸師の多くは、実際には「どちらも大事」という立場。鍼灸と西洋医学を上手に組み合わせる方が、より良い治療を目指せるかと思います。けれども、患者さんの中には「整形外科に行っても電気とマッサージと湿布だけで良くならない」と一方的に対立してしまう人も…たしかに鍼灸師でもそういう考えの方はいます。しかし勘違いしてほしく無いのですが、中にはそれで良くなっている患者もいて、その人は我々の前に現れていないだけということです。

④自分のケガや不調は自分で治しがち

鍼灸師にとって、自分自身が“最高の患者”です。体調を崩したり、筋を痛めたりしても、鍼を打てるため、自分の体を自分でケアすることができます。ただし、背中や腰など、自分では届かない部分も多く、同業者の助けを借りることもしばしば。“自分が患者になることで患者の気持ちを得られるいい機会”と思いつつ、症状を乗り越えていきます。

⑤ポジティブな人の方が良くなりやすい

鍼灸を受ける患者さんの中には、驚くほど早く改善する方と、時間がかかる方がいます。その違いを追求すると、様々な要素の一つに、実は「心の持ちよう」に大きな差があることが判明。ポジティブで「きっと良くなる!」と思っている方ほど、治療効果が高まりやすいのです。一方で、「どうせ無理」「まだ痛い」と否定的な気持ちが強いと、体の反応も鈍くなることが多いです。我々鍼灸師は施術だけでなく、患者さんのモチベーションを引き上げる腕も重要になってきます。

⑥一回で良くなると思われがち

鍼灸院でよく聞く質問の一つが、「一回で良くなりますか?」です。中には良くなることもありますが、実際のところ、慢性的な不調には継続的なケアが必要です。しかし、患者さんの期待値は高め。「一回で治らないなら意味がない」と考える方もいますが、鍼灸治療は何回か時間をかけて症状や体質を整えるのが基本です。すべて一回で治すのはチャングムでも難しいはず…それを説明しつつ、患者さんの納得を得るのも腕の見せ所です。

⑦痩せるツボ・頭が良くなるツボを求められがち

「痩せるツボありますか?」「ここ押したら頭が良くなりますか?」こんな質問も鍼灸のあるあるです。ツボは健康や体調に影響を与えるものの、魔法のような即効性を期待されるとなかなか厳しいです。「なくもないですが、ツボを活用することで可能性は広がりますよ」と前向きに伝えつつ、現実的な説明をすることがよくあります。

⑧鍼灸師は変人率高め

最後に、「鍼灸師は変わった人が多い」という話。これは私も自覚アリです。独特な発想やこだわりの強さを持つ人が多く、“極める”ことに熱中するタイプが多いのが割と特徴的です。また、患者さんとのコミュニケーションが必要な仕事なので、ユーモアや少しの変わり者っぽさがむしろ武器になってる先生方もいます。

まとめ

いかがだったでしょうか?鍼灸の施術は、ただ体をケアするだけでなく、患者さんとのコミュニケーションがとても大切です。様々な“あるある”の中に、どんな思いで施術に向き合っているのか、少しでも伝われば嬉しいです!

他にももっと詳しく鍼灸のことを知りたい場合は別記事でも紹介しております!

大阪で深鍼のできる鍼灸院をお探しでしたら元気のツボをぜひお試しください!

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