こんにちは!富田林市の鍼灸院元気のツボの寺元です。
今回は「胸郭出口症候群」についてお話しします。
「腕がしびれる」「肩から腕にかけて激痛がある」「病院に行っても良くならない」…そんな辛い症状でお悩みではありませんか?
胸郭出口症候群だけでなく、他にも鍼灸の効果や適応症状についても別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひ読んでみてください！
こんな辛い胸郭出口症候群で悩んでいませんか?
☑ 腕や手にしびれや激痛があり、一日に何度も襲ってくる痛みで仕事や家事に集中できない
☑ 病院や接骨院など複数の院に通ったが一向に良くならず、もう諦めかけている
☑ 肩、背中、脇、腕にかけての痛みやしびれで夜も眠れず、睡眠不足が続いている
☑ 痛み止めを飲み続けることに不安を感じている。体のことを考えて薬に頼らず良くしたい
☑ パソコン作業やデスクワークをするだけで症状が悪化し、日常生活すらままならない
☑ 病院では「様子を見ましょう」としか言われず、具体的な解決策を示してもらえずに途方に暮れている
一つでも当てはまる方は、ぜひこのブログを最後まで読んでみてください。
胸郭出口症候群とは?
胸郭出口症候群は、首から腕に向かう神経や血管が、鎖骨周辺で圧迫されることで起こる症状の総称です。
主な症状:
- 腕や手のしびれ
- 肩から腕にかけての痛み
- 腕のだるさや重さ
- 手指の冷感や動かしにくさ
- 握力の低下
よくある原因:
- なで肩(女性に多い)
- 猫背や巻き肩
- デスクワークでの長時間の前かがみ姿勢
- 腕を上げる動作の繰り返し
- ストレートネック
女性に多く見られるとは言われますが、スマホ、デスクワークが多い男性やスポーツ選手にもみられます。
病院でレントゲン、CTを撮っても「骨には異常ありません」と言われることが多く、それは画像には筋肉や神経の圧迫状態は映らないからです。
しかし、実際には深部の筋肉が硬くなり、神経や血管を圧迫していることが多いのでそこにアプローチすれば症状が良くなることが多いです。
胸郭出口症候群のときにやってはいけないこと
1. 痛む場所を強くマッサージする
「肩や首が凝っているから」と強くマッサージすると、一時的には楽になることもあります。
しかしこれは表面的な筋肉をほぐしているだけで、深層の筋肉が原因の場合、アプローチできていません。
むしろ、強い刺激で筋肉を傷つけてしまい、感覚が鈍くなってもっと強くマッサージをすることになり、症状を悪化させることもあります。
胸郭出口症候群の場合、原因となる筋肉の周りには大きな神経や血管が通っているので、強く揉んでも効果がないばかりか逆効果になることもあります。
2. 我流で解決しようとする
インターネットで調べて、自己流でストレッチや運動をする方がいます。
その考え、行動自体は大変素晴らしいことです。
しかし、胸郭出口症候群には「斜角筋症候群」「小胸筋症候群」「肋鎖症候群」など、いくつかのタイプがあり、それぞれアプローチ方法が異なります。
自分がどのタイプなのかを正確に把握せずに、闇雲にストレッチをしても効果が出ないばかりか、間違った方法で症状を悪化させてしまうこともあります。
まずは我々専門家にしっかりとみてもらい、自分に合った施術とセルフケアを教えてもらうことが大切です。
3. 痛み止めだけに頼り続ける
痛み止めは一時的に痛みをマシにすることはできますが、根本的な解決にはなりません。
薬で痛みをごまかしている間も、神経や血管への圧迫は続いており、症状は徐々に悪化していくことが多いです。
また、長期間の痛み止めの使用は、胃腸への負担や副作用のリスクもあります。
痛み止めに頼るのではなく、原因にアプローチする施術を受けることが、本当の近道です。
4. 何もせずにほったらかしにする
「そのうち良くなるだろう」と放置していると、症状はどんどん悪化していきます。
神経への圧迫が続くことで、しびれや痛みが慢性化し、最悪の場合、筋力低下や細かい作業ができなくなるなど、日常生活に大きな支障をきたすようになります。
早めに適切な施術を受けることで、回復も早くなります。
症状が軽いうちに対処することが何より大切になります。
当院の胸郭出口症候群の鍼灸治療
実際の胸郭出口症候群の鍼灸治療の一部です。一般的なツボも使用しますが、当院では原因の筋肉＋首肩背骨周りなど、広範囲に施術を行います。何故なら神経・血管を圧迫している原因だけをアプローチしても、今まで症状に耐えていた他の疲労が原因で、繰り返し症状が現れるからです。
ではなぜ他では良くならなかった胸郭出口症候群でも当院なら解決できるのか?
理由1:手では届かない深層筋肉と神経に、鍼で直接アプローチできる
胸郭出口症候群は、首から腕に向かう神経や血管が、鎖骨周辺の筋肉や骨に圧迫されることで起こります。代表的な筋肉としては、斜角筋、小胸筋、鎖骨下筋といった筋肉をよく狙います。
そのほかに当院では、小胸筋よりさらに深層にある、肩甲骨の表面にある筋肉まで狙います。
ここも筋肉が硬くなり、神経や血管を圧迫してしまう場所になるので、改善が見込みやすいです。
当院では適宜、鍼を使って筋肉に直接アプローチします。圧迫している筋肉を緩め、神経や血管への負担を減らすことで、しびれや痛みの症状をとっていきます。
これが、他では良くならなかった胸郭出口症候群でも当院なら解決することができる最大の理由になります。
理由2:時間をかけて検査とカウンセリングを行い、自分の体の癖を見極めてもらう
胸郭出口症候群といっても、人によって圧迫されている場所や原因は異なります。
- なで肩の方に多い「斜角筋症候群」
- 猫背や巻き肩の方に多い「小胸筋症候群」
- 鎖骨が下がっている方に多い「肋鎖症候群」
これらを見極めずに、ただマッサージしたり鍼を打ったりしても効果は出ません。
当院では、初回のカウンセリングで時間をかけてお話を聞き、写真での姿勢分析や関節の動きを細かくチェックします。止まった状態だけでなく、動いている状態でも確認することで、あなたの体の癖や痛みの原因を正確に把握していきます。
そして、資料を使ってわかりやすく説明。納得していただいてから施術を始めます。
だから、「なぜ良くならないのか」「どうすれば良くなるのか」が明確になり、安心して施術を受けていただけるのです。
どれぐらい通えば良くなりますか?
当院の実績では、解決までに平均1〜3ヶ月、6〜10回前後の通院が必要です。
とはいえ、人によって症状の度合いや期間はさまざまです。
だいたい以下のような通院を目安としてください。
胸郭出口症候群の症状が落ち着く目安通院回数
【軽度】腕がだるい。長時間のデスクワークで腕がしびれる
- 目安通院期間:約3〜4週間
- 目安通院回数:約6回
【中度】日常的にしびれや痛みがある。仕事や家事に支障が出ている
- 目安通院期間:約5〜6週間
- 目安通院回数:約10回
【重度】激痛で眠れない。腕を動かすのも怖い。仕事ができない
- 目安通院期間:約8週間
- 目安通院回数:約15回
よくある質問
Q:鍼は痛いですか?
A:当院の鍼施術はズーンと響くしっかりとした刺激があります。なので人よっては合う合わないがあるのも事実です。痛みに敏感な方には、細い鍼を使用したり、適宜刺激を調整したりしますので、遠慮なくおっしゃってください。
Q:病院では「様子を見ましょう」としか言われませんでしたが、良くなりますか?
A:必ず良くなると断言はできませんが、一度ご相談ください。お体の状態を詳しく検査したうえで、改善の見通しや施術計画を丁寧に説明いたします。これまで多くの方が改善されています。
Q:自分でセルフケアなども必要ですか?
A:早期解決のために、ご自宅でできる自分に合ったセルフケアをご提案いたします。改善のポイントやストレッチ方法など、なるべくわかりやすくお伝えします。可能な範囲で実践していただければと思います。
Q:どれぐらいの期間と通院が必要ですか?
A:当院の実績では、大体平均1〜3ヶ月、10回前後の通院が必要です。症状の重さによって個人差がありますので、初回に詳しくお伝えします。
Q:薬を飲んでいても施術を受けられますか?
A:はい、問題ありません。薬を飲みながらでも施術は受けられます。施術を続けることで症状が改善し、徐々に薬が必要なくなる方も多くいらっしゃいます。
最後に
胸郭出口症候群は、痛みやしびれが強く、仕事や日常生活に大きな支障をきたす症状です。
それなのに、病院では「様子を見ましょう」としか言われず、
具体的な解決策を示してもらえないことが多い。
そんな辛さを抱えている方を何度も何度も見てきました。
「もう良くならないのでは」「一生この痛みと付き合わないといけないのか」と諦めかけている方もいらっしゃるかもしれません。
当院では、手では届かない深層筋肉に鍼で直接アプローチし、症状を改善していきます。時間をかけてカウンセリングと検査を行い、自分の体の状態を正確に把握し、最適な施術計画を立てます。
残念ながら1〜2回で解決とはいきませんが、できるだけ早く胸郭出口症候群の痛みやしびれから解放され、元の何でもできる体になれるよう、最後まで諦めず施術することをお約束いたします。
あなたの声を聞き、お互いが納得してから施術を行います。
「できること」「できないこと」を明確にして、誠実な対応をします。
病院に行ってもダメだった。諦めかけていた。そういった方もたくさん良くなっています。
あなたも一人で悩まずに、当院で一緒に解決していきましょう。
まずはお気軽にご相談ください。
他にももっと詳しく鍼灸のことを知りたい場合は別記事でも紹介しております！
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