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  • 2024年1月17日

坐骨神経痛の鍼灸治療について詳しく解説!

こんにちは!富田林市の鍼灸院元気のツボの寺元です。皆さんは坐骨神経痛でお困りではないでしょうか?坐骨神経とは腰椎から出て、お尻を通り、もも裏、膝裏を通り、下腿部と足の裏に至るまでの長い神経のことです。この神経が様々な原因で圧迫されたり刺激されたりすることで、坐骨神経痛が引き起こされてしまいます。特に慢性腰痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症による症状でお悩みになっている方が多いです。ここではその坐骨神経痛について、当院の考え方、鍼灸治療の解説をしていきます。

他にも鍼灸の効果や適応症状についても別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください。

一般的な坐骨神経痛の鍼灸治療

坐骨神経痛の一般的な鍼灸治療は症状のある患部に施術する局所治療です。坐骨神経が圧迫されやすいとされるお尻の筋肉の「梨状筋」を中心に症状の改善を図ります。ツボとしては「胞肓」周りを中心に施術していきます。

坐骨神経痛のタイプ3選

坐骨神経痛でお悩みになっている代表的な原因を三つご紹介します。

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症など

腰椎という骨自体が事故ケガ長年の負荷により変形し、神経に影響を与えることで、坐骨神経痛になっている状態です。ただ、病院の画像診断でヘルニアが見つかったとしても、すべての痛み、シビレがそのヘルニアによるものである可能性は低いです。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症など、骨自体が原因である坐骨神経痛を鍼灸治療で治すことは難しいですが、その腰椎周りの軟部組織が神経に影響を与えている場合は症状を緩和させるのに非常に効果があります。その場合は問題のある神経根に向かって鍼を当ててパルスを流します。

梨状筋症候群

梨状筋はお尻にある仙骨から大転子(大腿骨)にかけて伸びる筋肉で、坐骨神経がこの筋肉の下を通るため、梨状筋に問題が生じると坐骨神経痛になることがあります。デスクワークによる長時間座りっぱなし、後ろポケットに財布などを入れたまま生活していたりすると症状が出やすいです。この場合、梨状筋だけでなくその周りのお尻の筋肉も坐骨神経に影響を及ぼしているので、しっかり施術していきます。

慢性腰痛

筋肉、靭帯、腱などの軟部組織がガチガチで、腰から出る神経による坐骨神経痛、お尻からの坐骨神経痛、もしくはどちらでもある複合タイプのパターンもあります。この場合は坐骨神経痛の施術と共に腰痛施術も行います。

坐骨神経痛で鍼灸治療を選ぶ基準とは?

病院で手術がまだ必要ないと判断されている場合、手術後のメンテナンスセルケアだけでは中々改善しない方には鍼灸治療をオススメします。

当院の坐骨神経痛の鍼灸治療

当院の坐骨神経痛の施術は、腰部の大腰筋と臀部の梨状筋がメインターゲットになります。鍼は3寸(9センチ)の長さの鍼を使用していきます。長い鍼に抵抗を感じる方もいらっしゃいますが、カラダの反応を見ながら、刺入しますのでご安心ください。 大腰筋と梨状筋の神経点へ鍼を刺入し、下肢へ感覚が放散したところで鍼を留めます。神経点にヒットした鍼に電極をつないで通電すると、坐骨神経支配域の下肢の筋肉がピクピクと律動します。障害のある神経に通電刺激をすることで、圧迫された神経の血流をよくしたり、興奮を鎮静させ、症状を改善させます。

まとめ

今回は坐骨神経痛について当院の考え、治療をお伝えさせていただきました。お尻から足にかけての痛み、シビレがある場合、セルフケアでその場ではマシになることもあるかもしれませんが、原因を取り除かないと繰り返し発症します。坐骨神経痛は多くの方がお悩みになっている症状なので、少しでも違和感や痛み、シビレがある場合は早期治療をオススメします!

もっと詳しく鍼灸のことを知りたい場合は別記事でも紹介しております!

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