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  • 2024年2月1日

頚椎捻挫、むち打ちの鍼灸治療について詳しく解説!

こんにちは!富田林市の鍼灸院元気のツボの寺元です。今回は当院のむち打ち、頚椎捻挫の鍼灸治療や考え方についてお話しできたらと思います。頚椎捻挫は、首の骨周辺の靭帯や筋肉が損傷する怪我です。これは、スポーツや事故などで首の急激な動きや強い衝撃が原因となります。受傷後、ちゃんとした治療をせずに過ごしていて、8、7割程度の症状は治まったのに残りの2、3割の痛みが古傷となって残ってしまうこともあり、多くの方がお困りになっています。ここではその、頚椎捻挫、むち打ちについて、当院の考え方、鍼灸治療の解説をしていきます。

ちなみに鍼灸の効果や適応症状についても別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください!

一般的な頚椎捻挫、むち打ちの鍼灸治療

頚椎捻挫は首の骨の周りの靭帯や筋肉が損傷する怪我です。鍼灸治療ではこのような捻挫に対して、痛みの軽減、炎症の緩和、筋肉の緊張の緩和などを目的に施術していきます。使うツボとしては「天柱」「風池」「完骨」「百労」など、首周りのツボを中心に使用します。首の疾患に対する有名なツボで、手にある「落沈」というツボがあります。このツボは一時的ですが、痛みや可動域制限の改善に即効性があると知られており、痛みがひどい場合の応急処置として使われることもあります。

頚椎捻挫、むち打ちのタイプ3

それぞれのタイプは複合的な場合が多いですが、頚椎捻挫、むち打ちで来院される方の代表的なタイプを3つご紹介します。

神経過敏型(脳含む)

神経過敏型は、首周りの軟部組織が末梢神経を圧迫、牽引などが起き、シビレ、感覚異常、自律神経の乱れによるめまい、吐き気などが現れます。他にも、受傷から数日経過しても、痛めた記憶が脳に焼き付いてしまったために、中々症状が改善しない方もいらっしゃいます。

頚椎椎間関節型

頚椎椎間関節型は筋緊張が取れていても、関節可動域が狭く、頚椎の連動性がスムーズでは無い状態です。可動域制限があり、繰り返し症状が続くタイプなので、鍼灸治療と手技、運動療法を組み合わせて施術を行います。

筋緊張型(重度のコリ)

筋緊張型は急性期(受傷3ヵ月以内)での痛みが治まっても、負傷部位が首コリ、肩こりに成り代わり、慢性的に痛みが繰り返します。この場合は、時間をかけて根気よく筋緊張をとっていきます。

頚椎捻挫、むち打ちで鍼灸治療を選ぶ基準とは?

鍼灸治療には神経のバランスを調整すると言われておりますので、ストレスや緊張を軽減し、痛みやシビレなど、症状の改善が見込めます。薬に抵抗感のある方やリハビリ、日々のストレスのケアとしてもおススメです。

当院の頚椎捻挫、むち打ちの鍼灸治療

治療が不十分で、慢性化してしまった古傷を、再び鍼刺激によって新鮮な傷に復活させ、治癒力を高めていきます。首、肩、背中周りの筋緊張をとり、脳に焼き付いた痛みのことも考えて、頭手足にも鍼をします。

まとめ

今回は頚椎捻挫、むち打ちについて当院の考えをお伝えさせていただきました。首のケガは自律神経の乱れや手のしびれなど、放っておくと日常生活も休まないといけなくなり、精神的にも病んでしまいます。ケガは受傷してから早ければ早いほど回復力も上がるので、後回しにせずに集中的に受けてくださいね!

もっと詳しく鍼灸のことを知りたい場合は別記事でも紹介しております!

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