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  • 2023年11月9日

耳鳴り、難聴、めまいの鍼灸治療について詳しく解説!

こんにちは!富田林市の鍼灸院元気のツボの寺元です。皆さんは耳鳴り、難聴、めまいでお悩みではないですか?。耳鳴り、難聴では高音、低音などが耳元でずっと鳴っていたり、聞こえにくかったり、めまいでは、天井がひっくり返ったような感覚になる回転性、体がフワフワした感覚になる浮動性など様々です。ここではその耳鳴り、難聴、めまいについて、当院の考え方、鍼灸治療の解説をしていきます。

他にも鍼灸の効果や適応症状についても別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひ読んでみてください!

一般的な耳鳴り、難聴、めまいの鍼灸治療

基本的に鍼灸治療は身体全体のバランスを調整し、炎症があれば軽減させ、血流を良くすることで、症状の緩和または改善を促していきます。耳鳴り、難聴、めまいでも同様です。これらの症状は耳周りのツボと手足のツボによる全身調整の鍼灸治療をすることがが多いです。使うツボとしては「風池」「聴宮」「合谷」「足三里」など様々です。

鍼灸治療が適応する耳鳴り、難聴、めまいについて

鍼灸治療が適応するのは、耳(内耳)の問題であるものと、首に問題のある人です。内耳に問題があるものとしては、突発性難聴やメニエール病(メニエール症候)など、頚部に問題があるものとしては、血流の問題である椎骨脳底動脈血流不全などがあります。

メニエール病

メニエール病は内耳の水分代謝の異常により、内部にむくみが生じてしまい、平衡感覚や聴覚に異常を引き起こすと考えられています。内耳は平衡感覚を担当する器官(前庭や三半規管)と聴覚を担当する器官(蝸牛やコルチ器)というものから構成され、これらの部分はリンパ液で満たされています。この内耳のリンパ液の循環が悪くなり、むくみが生じると、めまいや耳鳴り、難聴といった症状が引き起こされます。

突発性難聴

突発性難聴は、内耳の循環障害説やウイルス感染説を含む複数の説が提唱されています。他にも内リンパ水腫、内耳窓破裂、アレルギー、ストレスなどの原因が考えられていますが、まだ明確な原因は解明されていません。

椎骨脳底動脈不全

椎骨脳底動脈血流不全は、椎骨動脈が物理的な圧迫によって狭くなり、脳底動脈から内耳の三半規管への血流が不足することでめまいが引き起こされるものです。これは、上位頚椎の奇形、頚椎の外傷、腫瘍、変性、筋肉による圧迫などが原因となり得ます。特徴的なのは、首の動きによってめまいが誘発、増強されることです。

耳鳴り、難聴、めまい鍼灸治療を選ぶ基準とは?

病院で検査をしても異状がない、または原因不明などで薬の効果も芳しくない方にオススメします。どの症状かにもよりますが鍼灸治療で改善する方がいるのも事実です。

当院の耳鳴り、難聴、めまいの鍼灸治療

これらの疾患に対して、当院では内耳の代謝を促進し、頚部の緊張を緩和することを目的として施術を行います。内耳の代謝促進を狙う場所の1つが内耳神経です。内耳神経は脳神経の1つで、平衡感覚と聴覚を司ります。内耳神経は顔面神経と同じ場所(内耳孔)から出ているので、そこを刺激して改善を図ります。鍼治療の効果は、少なくとも5回目までに改善の兆候が現れることが多いです。治療の継続については、その改善の兆候をご自身で判断されることをお勧めします。

まとめ

耳鳴り、難聴、めまいはどれか1つの症状が出たり、2つ3つ同時に発症する方も少なくないです。これらの症状の治療法として、お薬や理学療法、手術もありますが、鍼灸治療もアプローチの1つです。もちろん脳梗塞や脳腫瘍などによって症状が出る場合もあるので、病院での検査を受けて、色々やっても中々良くならない場合の選択肢として判断してくださいね。

もっと詳しく鍼灸のことを知りたい場合は別記事でも紹介しております!

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