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  • 2023年11月9日

胃腸の鍼灸治療について詳しく解説!

こんにちは!富田林市の鍼灸院元気のツボの寺元です。皆さんは胃腸の症状にお困りではないでしょうか?飲食の乱れ、不規則な生活、睡眠不足、過労、冷えなどは胃腸を乱しやすいです。さらに一度悪化すると自己治癒だけでは改善が難しいものもあります。胃腸に関連する疾患としては急性、慢性の胃炎、逆流性食道炎、胃十二指腸潰瘍などがあります。さらには、胃には病変が見られないにも関わらず痛みや吐き気といった不調を伴う胃神経症(機能性ディスペプシア)というものもあり、多くの方がお悩みになっています。ここではその胃腸の症状について、当院の考え方、鍼灸治療の解説をしていきます。

ちなみに鍼灸の効果や適応症状についても別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひ読んでみてください!

一般的な胃腸の鍼灸治療

胃腸の鍼灸治療は、体のバランス、自律神経の調整を行います。具体的には、鍼やお灸を使って特定のツボを刺激し、胃腸の運動を調整し、炎症や不調を緩和させることで改善させていきます。使うツボとしては、「足三里」「曲池」「中脘」「天枢」などがあります。

胃腸のタイプ3選

胃腸疾患は様々ありますがその中でも代表的なものを3つ説明させていただきます。

胃神経症(機能性ディスペプシア)

機能性ディスペプシアは、胃に明らかな異常が見られないのに、慢性的な上腹部不快感や痛み、膨満感、吐き気などの症状が継続的に現れる消化器疾患です。この症状はしばしば食事とは無関係に発生し、食べても症状が改善しないことが特徴です。機能性ディスペプシアは胃の機能に問題がないため、”機能性”と名付けられています。この場合は、自律神経の乱れを調整するために背骨周りをしっかりと施術し、体をリラックスモードにしていきます。

逆流性食道炎

逆流性食道炎は、胃の酸や胃内容物が食道に逆流し、食道の粘膜を刺激する疾患です。通常、胃の酸や消化液は胃に溜まっていて、胃の中で食べ物の消化を助ける役割があります。しかし、逆流性食道炎では、この胃酸が食道に逆流することがあり、症状を引き起こします。胃酸の分泌を抑制するツボ(曲池など)を使いながら施術を行います。

胃もたれ

胃もたれは、食後に胃部の不快感や圧迫感、膨満感、ガスのたまり感などを伴う消化不良の症状です。これは消化液の分泌や食物の移動に問題が生じることによって引き起こされることがあります。この場合は胃酸の分泌を促進するツボ(足三里など)を使用して施術を行います。

胃腸の症状で鍼灸治療を選ぶ基準とは?

薬に頼らず、改善していきたい方にオススメします。当院の鍼灸治療は体にミクロの傷をつけることで、生まれる自己治癒力をコントロールして体を改善させていきます。もちろん食事、生活習慣の改善も必ず必要になります。それでも何とかしたい方は鍼灸治療が役立つこともあるので、一度検討してみてもいいと思います。

当院の胃腸の症状の鍼灸治療

胃腸の症状に対しては交感神経節(こうかんしんけいせつ)に対する施術に重きを置いています。交感神経節は、自律神経系の一部で、背骨にあります。つまり背骨周りに緊張があると自律神経が乱れ、不調が起こるのです。当院ではそこにしっかり刺激を入れることで改善を図ります。

まとめ

今回は胃腸の症状について当院の考えをお伝えさせていただきました。精神的なストレス、不規則な生活習慣、姿勢などで背骨周りが硬くなり不調をきたします。しかしそのあたりは自分では中々ケアできないものです。もし病院で検査を受け、異常もなく、薬の効果も思ったように出ない場合は一度鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか?

もっと詳しく鍼灸のことを知りたい場合は別記事でも紹介しております!

大阪で深鍼のできる鍼灸院をお探しでしたら元気のツボをぜひお試しください!

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