こんにちは!富田林市の鍼灸院元気のツボの寺元です。皆さんは「疲労」とはどういうものかご存じでしょうか?激しい運動をした翌日の体の重だるさ、何日もパソコンの仕事をした後に、元気が出ないなど、心当たりはございませんか?それは疲労というものが体に警告を出している状態です!今回はその疲労について解説していきます。
ちなみに鍼灸の効果や適応症状についても別の記事でご紹介していますのでこちらもぜひご覧ください!
体の三大アラート(警告音)
「疲労」とは、体の三大アラート(警告音)の中の1つで、他には「痛み」と「発熱」があります。これらは「もうこれ以上、体を酷使するとヤバいことになりますよ!」という警告を出している状態です。その中で比較的1番軽視されているのが「疲労」です。「痛み」や「発熱」は自覚症状がまだハッキリとしていますが、鈍感な方や我慢強い人にとって、「疲労」は感じにくく、症状が出る頃には大変なことになってしまいがちです。レベルで言えば「疲労」=「痛み」=「発熱」という認識をもって頂きたいです。
疲労のタイプ
疲労について考える場合、まずはそのタイプについて理解することが重要だと思っています。疲労は大きく分けて「中枢性疲労」と「末梢性疲労」の2つのタイプに分類されます。
末梢性疲労(肉体的疲労)
末梢性疲労は、筋肉や末梢神経系によって引き起こされる疲労です。長時間の肉体的な活動や運動、主に持久力を必要とする作業が原因となります。このタイプの疲労は、溜まり過ぎると重度の筋肉の張り、筋肉痛、力を入れるとすぐつりそうになったりしてしまいます。
中枢性疲労(脳疲労)
中枢性疲労は、脳や中枢神経系によって引き起こされる疲労です。長時間考える作業やストレス、精神的負担などが原因となります。このような疲労は、溜まり過ぎると集中力や注意力の低下、ボーっとしたり、ケアレスミスが増えていきます。
ちなみにこの現代社会では、脳疲労が多い傾向があります。もちろん肉体的疲労の方もいらっしゃいますが、それでも脳疲労との複合タイプで悩んでいられる方が多いです。
別の記事で、肩こりの鍼灸治療にも疲労の話を載せていますので、是非読んでみてください!
疲労を軽減するには?
端的言えば健康な生活をしていただきたいです。セルフケアですね!もし、体のどこかに不具合、疲労感がある場合、「適度な運動、質のいい睡眠、バランスの取れた食事、十分な水分補給」をすれば、今よりも体は良くなるはずです。それに鍼灸治療を加えれば、効果は爆上がりです!
まとめ
「疲労」は生活していれば、必ず考えなければならない問題ですが、対処法を知ることでその影響を軽減することは出来ます!中枢性疲労と末梢性疲労の両方を考えたうえで、運動、睡眠、栄養、水分補給の1つでも対策を行ってみてください!現状よりも健康的で元気な生活を送ることができるはずです!ぜひコツコツ続けてみてください!
もし当院がどのような施術をしているか気になる方は、
適応疾患別に上半身の症状【肩こり】【五十肩】【腱鞘炎】【頚椎捻挫】【耳鳴り】【胃腸の症状】
下半身の症状【腰痛】【膝痛】【坐骨神経痛】【慢性前立腺炎】【股関節痛】
に対して別ページで詳しくご紹介しています!
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